首都圏の高速バスの定期を利用して通学

ICカードの利用で便利になったこと

通常、高速バスを利用して通学をするケースというのは稀ではありますが、首都圏近郊に住む人には少なからずそういった学生というのは存在しています。公立高校などは寮がないこともあり、自宅からやむを得ず通学をすることもあります。私立高校であれば、寮があるので底に住むことが可能ですが、効率となると難しいところがあります。その場合、ICカードに定期券を搭載して発行するという形になります。そのため、ICカード一枚あれば高速バスの利用から都内の公共交通機関の利用までICカード一枚で済ませることができます。電車や地下鉄に乗る際に、小銭を出す必要もなく、ICカードをタッチするだけで十分なので、利便性が飛躍的に高まったと言えます。遠方から高速を使ってバスで通学するということはかんたんなことではありませんが、学生は通学に慣れているので、それが日常になってしまえばあまり苦労を感じることはないようです。

中距離バスはサービスエリアに停まらない

ただし、注意しなければならないのは、中距離の高速バスにはトイレ休憩がありません。出発地から停車場所で乗客をピックアップした後には、あとは高速を一路ひた走るだけであとは目的地である停留所まで進んでいきます。そのため、はじめのうちは普通の長距離バスとの区別がつかないことから、どうしてトイレ休憩が無いのかと不思議に感じる学生もいるとのことです。また、トイレ休憩があるものだと考えていたら、一度もサービスエリアに停まらないことから、学校までトイレの我慢を強いられることになります。そのため、普通の長距離バスと通勤や通学のバストは、性質が全く異なることを理解しておく必要があります。

快適な通学をバスが保障している

電車で通学するという方法もありますが、首都圏近郊であれば、高速バスに乗車すれば、快適な通学を保証してくれます。定期券さえあれば、料金を気にせずにバスに乗車することが可能です。回数券という方法もありますが、通学で毎日使うとなるとやはり回数券も割高になってしまいます。たしかに、定期券はまとめて支払う必要があるため、高額に感じることもあるかもしれません。しかし、回数券や普通乗車券を購入することと比較すると、かなり割安に料金が設定されています。また、一度バスに乗ってしまえば、目的地につくまでは社内で勉強をしたり、寝たりできるため、通学時間を有効に使えます。