高速バスを利用するにはトイレの確認を

まずは予約サイトで車内にあるかの確認を

高速バスは高速道路を利用して走るバスですが、そのほとんどは事前予約を必要とする乗り物です。事前予約を必要とするのは時速60キロ以上のスピードで走るので、万が一急ブレーキやカーブなどの遠心力で立っている乗客がバランスを崩して転倒してケガなどをしないためです。転倒防止によるケガ防止のために座席定員以上の人を乗せて走ることはできません。さてこのバスは今ではインターネットなどでの予約が主流になっていて、いろんな予約サイトでは希望する走行区間を入力すると運賃や時刻だけでなく、座席の配列とか女性専用席の有無などの詳細も表示してくれます。そしてその詳細のうちの1つとしてトイレの有無も表示してくれます。もし有ると表示された場合は走行中でもお手洗いの心配をすることなく車内設備を利用して済ませることはできます。

その内部は洋式になってはいますが注意することは

もし高速バスの車内にトイレが有る場合は車内で用を足すことはできますが、ここの内部は和式ではなくて一般的な洋式仕様となっています。なので和式に慣れていない人でもある意味では快適に済ませることはできます。ただしだからといって家のようにそこでずっと長居することは禁物です。というのは車内にたった1つしかないので他のお客さんのこともあるので最低限の時間で済ませないとなりません。それにもう1つ快適性という意味ではウオシュレットの設備がない場合があります。ウオシュレットは今や家庭を含めてオフィスや商業施設でもなくてはならない必須アイテムですが、水を多量に使うので水タンクや汚水タンクの容量の問題もあってすべてのバスについているとは限りません。ただトイレットペーパーは用意されているのでその意味での心配はないといえます。なお一部ではウオシュレットがついているバスもあります。

ない場合はサービスエリアで済ませること

しかし残念ながら高速バスにトイレがついているのは全体からするとまだ少数派のほうにとどまっています。なので希望する走行区間にはまったくそれがない場合のほうを最初から考慮する必要にも迫られることがあります。もしバスにない場合はサービスエリアの休憩停車中に済ませないとなりませんが、予約サイトではどこのサービスエリアで休憩するかまでの詳細は表示していない場合もあります。なので不安な場合は問合せのメールや電話などでの確認をすることも必要になるかもしれません。もう1つサービスエリアでの休憩停車中に気を付けないとならないことは用を足したら素早く車内に戻ることです。サービスエリアでは売店などの設備もあるので、そちらに興味があって店内を物色したりするひともいるかもしれませんが、そのようなことをしていると時間が過ぎてくのを忘れてサービスエリアに置き去りにされることもあります。定刻の出発時刻が来たら運転手は、特に夜行の場合は車内の人の確認をすることもなく再度運転を始めるのでサービスエリアでは常に時計とのにらめっこをしておくことが欠かせません。